デカルコマニーでお正月製作を楽しもう!
こんにちは、りっぷです🌷
今回は「デカルコマニー」の技法を使ってお正月にぴったりな製作遊びをご紹介します!
一例としてお正月製作をご紹介しますが、左右対称に仕上がるこの技法で楽しめる製作は沢山あります。
今後もまたご紹介していきますのでお楽しみに♪


使うのは、だるま・富士山のモチーフ。
それぞれの片面に絵の具をのせて、紙をパタンと折って広げると…?
「わあ!同じ模様になってる〜!」そんな子どもたちの驚きや発見がたくさん詰まった製作です◎
🌷どんな製作?
項目 | 内容 |
---|---|
🌷技法 | デカルコマニー(合わせ絵) |
🌷対象年齢 | 2歳〜5歳児 |
🌷活動時間 | 約20〜30分 |
🌷準備物 | 画用紙(赤・青・白など)/絵の具(赤・白・青など)/綿棒/はさみ/のり/丸シール |
🌷手指の汚れ具合 | ★★☆☆☆(比較的少なめ) |
🌷おすすめの時期 | 12月末〜1月初旬(お正月前後) |
🌷仕上がりのイメージ | 左右対称のカラフルな「だるま」や「富士山」の絵柄。綿棒でつけた模様がアートに。鏡のようにぴたっと反転する仕上がりが魅力。 |
📕りっぷがおすすめする導入
最初から「お正月製作やるよ!」ではなく、まずはデカルコマニーという“合わせ絵”の不思議さを遊びの中で体感してから、自然とだるまや富士山製作へとつなげていく流れがオススメです♪
↓
絵の具で描いた作品の上に画用紙をのせてスリスリ〜
画用紙を外してみると・・・「え!!同じものができてる!!😍✨」と感動間違いなし👍
そこから半分に折った画用紙を準備して、活動に繋げていくのが自然かなと思いますよ♪
🎨製作のポイント
- 綿棒で絵の具を「ポテッ」とのせるのがコツ!水はほとんど使わず、原液に近い状態で。
- 絵の具は片面だけにのせて、半分に折って「すりすり」♪
- 筆ではなく綿棒を使うことで、細かい模様がつけやすく、指先の使い方も楽しめますよ☝️
📕導入にオススメの絵本・歌・手遊び
やっぱり1番はみんな大好きなこれ!!
私は3冊セットを持っています♪
他には・・・
- 【絵本】『ふしぎな たね』(左右対称・変化の面白さが伝わる)
- 【歌】『おしょうがつ』や『だるまさんがころんだ』のリズム遊び
- 【手遊び】「だるまさん、だるまさん、にらめっこしましょ!」のやりとり遊び
🌷準備するもの
・絵の具
・丸シール
・綿棒
・画用紙
・はさみ
✂️作り方の流れ
- 画用紙を「だるま」や「富士山」の形にあらかじめ切っておく(線を書いておいて子ども自身がカットに挑戦してもGOOD)
- 画用紙を半分に折り、片面だけを開いておく
- 綿棒で絵の具をポンポンと乗せる
- そっと折りたたみ、指で「すりすり」して色をうつす
- ゆっくり開いてみると…ぴたっと左右対称の模様が出てくる!
- 乾いたら顔や装飾をつけて完成⭐︎
🌷我が子に試してみた結果…
「えっ!反対側にもついてる!」「鏡みたいだ〜」と大興奮😍
さらに絵の具が乾ききらないうちにもう一枚画用紙を重ねて、作品を増量させていました😆
綿棒で色を乗せる作業も楽しそうで、色の組み合わせを試したり、「次はハートにしてみようかな?」と自分から工夫する様子も見られましたよ!
5歳って色々と考えながら遊びを展開させられますよね。
感心しちゃいます!
🎯ねらいとその根拠
完成をイメージしながら表現する力を育てる
《保育所保育指針・表現③》より
「いろいろな材料を使って自由に表現しようとする力」を育むことができます。
左右対称の不思議さや楽しさに気づく
《保育所保育指針・表現④》より
感じたことをのびのびと表現し、偶然の模様を楽しむことで創造性を刺激します。
綿棒を使った操作で指先の巧緻性を高める
《文部科学省 幼児期運動指針》より
手や指を使った活動が集中力や運動の基礎づくりにつながります。
🌷発展あそび
- 「ハート」「星」「蝶々」など、別の形でも同じ技法で製作しよう!
- 紐に通して、カラフルなガーランド風にしても楽しい♪
- 色の組み合わせや並べ方に注目して、“アート展示風”に飾るのもおすすめ。
🌷おわりに
お正月らしさを楽しみながら、子どもたちの発見や表現の芽を育てる「デカルコマニー製作」。
紙を折って開くだけの簡単な技法だけど、その中には驚き・感性・表現がたくさん詰まっています。
ぜひ、お正月の活動に取り入れてみてくださいね🎍✨

りっぷ先生🌷|現役保育士・保育教材クリエイター
・保育士12年目
・現場で使えるアイデアをブログとインスタで発信中
・ショップでは全てがセットになった製作キットを販売中
・型紙販売はComing soon…
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りっぷ🌷
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