【感触あそびから発展!】カラーサンドで楽しむカタツムリアート(3~5歳向け)

「発見!」を楽しむ製作

カラーサンドを使って感触あそびと製作を楽しもう!

みなさん初めまして。インスタグラムで製作の発信をしています、りっぷ先生です🌷

発信を開始してから1年。本日より【保育の製作レシピブログ】を始めることにいたしました!

季節にあった生き物や行事に、より一層興味が高まるような製作をご紹介しますが、私のスタンスは子ども達の「やってみたい!!」から活動内容を決めていく保育

今回は一例としてかたつむりの製作をご紹介しますが、梅雨の季節に関わらず全シーズンでお楽しみいただけます!

ぜひ参考にしていただけると嬉しいです💕

製作のポイントまとめ

項目内容
🌸製作時期6月頃(梅雨の室内あそびにぴったり)
🌸対象年齢3歳児〜5歳児(年齢に応じて調整可能)
🌸技法感触あそび・ふりかけ技法・のり絵の具・立体構成
🌸所要時間約30分(乾燥時間は除く)
🌸準備のしやすさ◎(材料は100円ショップでも入手可能)
🌸汚れ具合△(砂やボンドを使うため、下準備があると安心)

りっぷがオススメする導入

・お砂場あそびで砂の感触を存分に楽しむ。

・水分を含むと手指に砂が付着することも知る。

・保育室に戻ってからさりげなく画用紙にのり液を塗りカラーサンドを振りかけてみる。

・興味を持った子どもが近くに来たら、外の砂は暗い色だったけれどカラフルな砂を見つけたことを伝え、画用紙を傾けてみる。

「わぁ~~~~~~!!!すご~~~い!!」ってなります😊

そこでボンドや水などの準備を始めたら、もうワクワクがとまりませんよね!

他の遊びをしていた子ども達も「え?なに?なにやってるの~?」と興味津々になることが想像できます😊

ポイント

  • まずは保育者が楽しみましょう!
  • 決まりごとはなく、模様や顔など好きなものを自由に描いて良いことを伝えましょう!
  • 一例として「ぐるぐる=かたつむり」といった流れに持っていく際は、「正解はないよ」「オリジナルでOK」ということを伝えることで、安心して自由に描けるようになり、自己肯定感UPに繋がります!

かたつむりに興味を持つ子にオススメの導入絵本

自由に描く中で、かたつむりってどんな顔?などの声があがるかと思います。

実際に園庭や散歩先でお見かけできるのが一番ですが、絵本の世界から興味を持つことも素敵な経験ですよね◎

りっぷオススメの絵本はこちら↓

📚 梅雨にぴったりのカタツムリ絵本 2選

でんでんむしのかなしみ

でんでんむしのかなしみ(新美南吉)

自分だけが悲しいと思っていたカタツムリ。でも、周りの声を聞いて気づくことが…。
しんみりと優しさが伝わる名作。雨の日にそっと寄り添ってくれる絵本です☔

かたつむりくん

かたつむりくん(かとうまふみ)

「ゆっくりでいいのよ〜ん♪」とマイペースなカタツムリくんが大活躍!
読むとほっこり、子どもたちもニコニコ笑顔になるユーモラスな1冊。

使うもの(材料)

  • カラーサンド(数色/100円ショップでも入手可能)
  • 木工用ボンド+水(1:1で混ぜる)
  • 筆  綿棒でもOK!
  • 画用紙(模様・体用)
  • モール(顔パーツ)
  • のり・はさみ・セロハンテープなど
🌸カラーサンド。8色がセットになってるよ!

デコレーションサンド(カラーサンド)8色セット

🌸木工用ボンド。大容量だから園に一つあると便利!

コニシ ボンド 木工用 CH18 500g #40117

作り方の流れ

  1. のり液を作る ボンドと水を1:1で混ぜ、とろとろののり液を作ります。
  2. ぐるぐる模様を描く 画用紙に筆で自由に模様を描きます。
  3. カラーサンドをふりかける のり液が乾かないうちに、カラーサンドをふりかけます。
  4. 画用紙を傾けて余分な砂を落とす 紙をゆっくり傾けて、砂を落とし模様を浮かび上がらせます。
  5. カタツムリの体を作る 別の画用紙で体を作り、少し重ねて貼ります。
  6. 顔を作る 触角部分はモールがおすすめ。鉛筆などでくるっと曲げると可愛くなります!
  7. 小さな丸シールなどで目や口を表現しても可愛い♡
  8. 乾いたらぐるぐる模様が浮き出るかたつむりの完成!!

POINT!

  • のり液を作るところから一緒におこなってみましょう!
  • カップの中にボンドを入れる子、水を入れる子、混ぜる子…と役割を決めて作ってみると楽しいですよ!
  • 色の選び方やふりかけ方で、個性あふれるオリジナル作品に仕上がります。
  • 模様が浮かび上がる瞬間の、驚きや喜びの表情を見逃さないでくださいね♡
  • 完成後に友だちと見せ合うことで、達成感や他者への関心も育ちます!
  • あまり傾けすぎると砂がパラパラと落ちてしまうのでその点は気を付けてくださいね!

この製作を実際にやってみた感想(5歳の我が子)

「ママ~ハート描いてもいい?」「砂もっとかける!」と興味津々。

結局かたつむりだけでなく他4種類も一気に作り上げ大満足でした◎


ねらいとその根拠

  • 表現力・思考力・創造性・感性の育ちを促す
  • 自己決定・自己発揮・達成感の体験
  • 試行錯誤や因果関係の理解を楽しむ

【参考文献】文部科学省『幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿』(2018)

北野幸子編著『保育内容 表現』(みらい/2021)


「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」からの視点

  • 表現する力(感じたことや考えたことを形にする)
  • 思考力の芽生え(どうやったら?と考える姿)

保育所保育指針の視点

「環境を通して行う保育」において、

  • 子どもが素材に自発的に関わりながら試行錯誤できる環境づくり
  • 保育者との関わりによって生まれる言葉や感情の共有

おわりに

こちらは初投稿の記事となります!

最後まで読んでくださりありがとうございました✨

インスタグラムでは30秒程の動画にして定期的にオススメ製作を投稿しています。

こちらのブログでは1ページで導入から準備物、手順、それから発展あそびまで製作の全てをご紹介!

少しでもアイデアのヒントになれば嬉しいです。

参考になった点や感想、もっとこんな項目があったら分かりやすいなどのご意見もぜひコメントにてお待ちしております。

今後ともよろしくお願いします😊🌷

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